金融投資は元本を大きくすることが効果的だと学びました。
どうしたら元本を大きくすることができるのでしょうか?
思いついたのが家計費の見直しでした。
まず、家計の内訳を徹底的に仕分けしてみた

我が家は5人家族(子供3人)、毎月の手取りは30万円。
ざっくりとした内訳は以下のとおりです。
- 食費:4万円(週1万円)
- 生活費:1万円(食費以外の生活必需品)
- 車関連:2万円(ガソリン・税金積立)
- 生命保険:2万円
- 教育費:6万円
- 固定資産積立:1万円
- 住宅ローン:8万円
- 通信費:3万円(光回線+携帯5回線)
- 水道光熱費:3万円(昨年最低額で設定)
毎月このような感じで、ほとんど残らない状況です。
削れる項目を本気で見直してみた
- 食費・生活費は、食べ盛りの子どもがいるのでこれ以上は厳しい。
- 車関連も地方暮らしでは必須。削れない。
- 教育費は未来への投資。むしろ増やしたいくらい。
- 固定資産積立・光熱費も必要経費。光熱費はむしろ設定が甘かったかも。
- 通信費は、docomo契約から楽天モバイルへの移行を試してみたけど、地方では電波が悪く断念。息子のイライラ爆発(笑)
まずは「生命保険」から・・・

就職した時は何も考えずに生命保険に加入していましたし、生命保険には当然入るものだと思っていました。
加入時に保険会社に「掛け捨て保険はもったいないので貯蓄型保険で」と言われるがまま加入しました。
家族が増えた時には保険会社から「大切なご家族を守るためにも保険の見直しが必要です!」だと言われ、またしても言われるがままで気がつけば月々2万円の貯蓄型保険に加入。
26年間保険料を払い続けました。
ふとある日、YouTubeの「リベ大」で生命保険の回があり視聴しているとすごく興味のある言葉が飛び込んできました。
民間の生命保険は必要なし!!
耳を疑いました。
でも何かあった時はどうするんだろう?もっと詳しく知りたいと思い
「本当の自由を手に入れるお金の大学」を購入しました。
日本には最強の公的保険があり、十分守られている。
保険は確率低 損失大に備える!!
私の確率低 損失大とは何だろう?
私が病気になった時?
そんな時は公的保険の高額医療制度があり損失大とはなりません。
ではどんな時でしょうか?
それは私に万が一のことがあった時に住宅ローン返済と子どもたちの学費になります。
子どもたちには経済的な理由で学ぶことを諦めてほしくないので損失大に入れました。
住宅ローン返済については後ほど記述します。
私には子供が3人いますが、1人は就職しています。
1人は高校2年生で1人は大学2回生です。
下の子が高校と大学を卒業するまで700万円 真ん中の子が大学を卒業するまで300万円つまり1,000万円の資金があれば何とかなります。
1,000万円保障の保険に掛け捨てで加入すれば月々2,000円になります。
月々20,000円から2,000円に削減 つまり18,000円を投資に回すことができます。
「住宅ローン」はどうする?

〜数十年前のお話し〜
マイホームを購入し6年程が経過した頃に同僚から住宅ローンの見直しをするといいよ!と聞きました。
最初借りていた銀行(今後A銀行)でのローンの金利は2%近くありました。他の銀行を調べると1%以下の住宅ローンがありA銀行に「借り換えを検討しています。」と相談に行きました。
A銀行の担当者の方は「手数料等を考慮して他銀行よりも少し利率は高いですが損はさせないように変更します。」といってくれました。そして出してくれた金利は0.775%!相談する価値は十分にありました。
その後、毎年送られてくる返済予定表を見ると月々の利息はまだまだ高いと感じました。
その利息をどうすれば下げられるか調べると「繰上げ返済」が効果的であると知りました。
月々8万円の返済でボーナス返済をしていなかったので600万円ほど貯蓄がありました。
全額を繰上げ返済するか迷いましたが、家族会議を重ね繰上げ返済することにしました。
その後の月々の返済予定表の利息は半額以下となりました。
それを見た時に
「住宅ローンを完済すれば私が今の会社で仕事をする理由が少し減る」
「自由が少し近づく!」
と嬉しくなり、仕事に対するモチベーションが上がったことを覚えています。
その後も住宅ローンを完済を目標にボーナスを全額貯蓄に回していました。
〜現在のお話し〜
貯蓄金額は住宅ローンを完済する額まで貯まりましたが、その貯蓄で住宅ローンを完済するか投資に回すか迷いましたが、今後の金利上昇も考えられるので住宅ローンの完済を選択しました。
正直、家の貯蓄をほとんど使ってしまったので不安も少しありますが完済できたことへの嬉しさが大きかったです。
月10万円、投資に回せるようになった!
月々のローン返済80,000円と保険料18,000円と合わせると98,000円が金融投資できるようになりました。2,000円は私のお小遣いを減額することで月10万円を金融投資できるようになりました。
これでようやく、スタートラインに立てた気がします。
まとめ
「金融投資は余剰資金で」とよく言われますが、その余剰を生むための徹底的な家計の見直しが必要でした。
今回の取り組みで改めて感じたのは、「節約」は目的ではなく手段であり、未来の安心をつくるための投資につなげることが大事だということ。
家計のやりくりに悩む方、ぜひ一度自分の支出を全て書き出してみてください。
何か見えてくるかもしれませんよ。
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