25年9月10日(水)に「リベ大」朝のライブでインプットした内容をアウトプットします。
自分自身が「そうだったのか!」と驚かされたお話でしたので両学長のお話と私の考えをブログに掲載させていただきます。
所得には給与所得・事業所得・利子所得・配当所得・不動産所得・退職所得・譲渡所得などいろいろな所得があります。
その中でも約6,000万人! 日本の人口の半数の方が給与所得を得ています。
給与所得は所得の性質としては決して優れたものではありません!
「給与所得が優れていない!」には5つの理由があります。

第1:働くのを辞めたら給与が止まる 〜不労所得をてにいれたい〜
当たり前な話ですが給与所得がもらえるのは働いている間だけです。
なので体調が悪くても家族に何かあっても働き続けなければなりません。
最近よく「社畜」という言葉を聞きます。私自身はあまり好きな言葉ではありません。
意味を調べると
「社畜」とは「会社」と「家畜」を組み合わせた造語で、会社に飼い慣らされ、自分の健康や生活を犠牲にしながらも、会社に疑問を持たずに働く会社員を指します。
以前に日本人の教育は会社員を育てるためのものと聞いたことがあります。会社で働くことに疑問を持たないのは日本の教育がそれを当たり前にしているからでしょう。
給与所得とは逆に利子所得・配当所得・不動産所得は働くことを止めてもずっと入ってくる所得です。
明らかに性質が違います。
第2:トップ人材への仕打ちが大きい 〜ご褒美が税金なんて嫌だ!〜
所得税は累進課税です。収入が増えれば増えるほど税率が上がる仕組みになっています。
出世して給与所得が増えると所得税が増えていきます。
出世の階段を登ったご褒美が高額な税金となっています(泣)
稼げば稼ぐほど割に合わなくなっていくのが給与所得です。
お金持ちの方はそのことをよく知っているから給与所得のためだけには頑張りません!
株式で得た所得に対する税率は約20%です。NISAで得た所得に関しては税率が0%です。また、会社経営にかかる税率は約34%ですが経費も使用でき合法的に節税できます。
事業を頑張ったほうが自分の手元にお金が残りやすいということになります。
第3:レバレッジが効かない 〜テコの原理が使いたい〜
レバレッジとは直訳すると「テコの原理」です。
つまり、小さな力で大きな物を動かすことが可能な仕組みという意味です。
給与所得を上げるには【時給を上げる】か【労働時間を増やす】の2つしかありません。
どちらにしても自分で頑張るしかありません。テコを使って楽することができません。
不動産所得なら銀行から借り入れを利用して少ない資金で大きな所得を得ることができます。
事業所得も借り入れや人材雇用といったレバレッジを効かして少ない資金や一人では稼ぐことができない大きな資金を得ることができます。
一方で借り入れするのでリスクは大きくなります。
人間が車輪や電気を使って進化してきました。今後はレバレッジも上手に稼ぐための道具となります。
第4:評価者が他人である 〜生殺与奪の権を他人に握らせるな〜
多くの方は給与を他人に決められており、給与を額を自分で決める(コントロールする)ことができません。
生殺与奪の権を握られています。
「生殺与奪の権」とは他人の命や運命を思うままに支配する力や権利のことをいいます。
「鬼滅の刃」で富岡義勇が竈門炭治郎に
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」と言ったことが記憶に新しいです。まさにそれです。
お金持ちは大事なことは自分で決めています。
報酬水準を他人に決められてしまうことで評価に納得できない!や仕事の成果と評価にラグ(時間差)が生じてしまったり余計な問題が発生してしまいます。
この余計な問題にストレスやメンタルをやられてしまっている人が少なくありません。
私もその一人です。私の会社は成果よりも人で評価されます。
上司は、A氏は頑張っているからいい評価にしてあげよう! B氏は成果を出しているが人間として成長しきれていないので悪い評価にしよう! C氏は以前一緒に働いていたからいい評価にしよう!など何が基準かが全くわかりません。なので話すのが上手な人や八方美人の人が上に居ます。
ごめんなさい。愚痴ってしまいました。
もうこんな会社は嫌だ!早く自由を手に入れたい!と思うようになりました。
そんな時に今回の「リベ大 朝ライブ」を聞き、すごく共感しました。
第5:依存心が芽生える 〜給与所得は麻薬〜
本来は成果と報酬はセット。
成果を得たなら報酬がある。成果が無いなら報酬も無い。これが大原則です。
本業でも副業でも何をするにも大事なことです。
おじいちゃんが遺言書に書くぐらい大事なのでもう一度言います。
成果と報酬はセットです。
でも給与についてはどうでしょうか?
成果がなくても労働時間を差し出したのだから給与を貰えるんだ!と考える人は少なくないと思います。
それはそう思う人が悪いのではなく、日本の仕組みが悪いのです。
みんながそう考えるような仕組みを社会が作ってしまっている。
年功序列なんてまさにそれです。
なぜ年齢が上がるに連れて給与が上がるの?
成果も出していないのに給与が上がるなんて変じゃない!?
年功序列は会社側が正当に評価するのを諦めてしまっているようなもの。
そんな環境だから成果を上げて多くの報酬を得てお金持ちになりたいと思う人間が少なくなっている。
リスクを負いたくない でもお金はほしい!
成果を出す自信はない でもお金がほしい!
ハードワークはしたくない でもお金はほしい!
そう考えている限りお金持ちにはなれないし出世もしません。
まとめ
給与所得が良くない理由の5つで最も大きいのが5つめの
「依存心が芽生える」だと私も思います。
どうしても人間は楽な方に流されてしまいます。
なので、自分が将来どのようになりたいのかを明確にすることが大切です。
そして、その目標に早く到達するためにも事業所得を得ることが重要です。
可といって何もスキルや資金が無いのに会社を辞め事業を始めるにはリスクが高過ぎます。
まずは自分のビジョンを明確にし、どんな事業で所得を得るのかという計画が重要です。
それさえ決まれば後はやるだけです。
最初は本業をしながら事業の勉強もしていかなければならず大変です。
でもその先に明るい未来があると信じて頑張りましょう!
両学長のお言葉「今日がいちばん若い日!」
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